マンドリン音楽指導者として主にヨーロッパで活躍されているキース・ハリス氏（61）が、6月末に来日されるのに合わせて、関西支部主催のキース・ハリス氏によるマンドリンワークショップを開催します。講演と公開レッスンを予定していますが講演内容詳細については当日発表とします。
日時： 2010年6月26日（土）、13:30 開演 （13:00開場）
場所： 城北市民学習センター 講堂
535-0031 大阪府大阪市旭区高殿6丁目14-6
交通： 地下鉄谷町線・関目高殿駅4号出口から徒歩3分
受 講： 独奏 2〜3名（1人30分）、合奏 1団体まで（1団体30分）
※申し込みは締め切りました。今回は独奏の方 2名の受講となります。
受講料： 独奏 10,000円 、合奏 20,000円
聴講料： 無料 （当初有料の予定でしたが、より多くの方に聴いていただきたく、無料に変更させていただきました。事前の受付も不要ですので、お気軽にお越し下さい。）
※聴講される方もできればマンドリンをご持参ください。より有意義に講演を聴くことができます。
定員：100名（満席の場合は、入場いただけない場合があります。ご了承ください。）
※小学生以下のご入場はご遠慮ください。
講習曲： 自由（独奏・合奏とも希望曲のスコア譜を下記FAXまたは曽我支部長宛（メールにて住所等お問合せください）へ提出ください）
※第22回日本マンドリン独奏コンクール課題曲の場合、楽譜の提出は不要です。
受講受付： 5月1日(土) 〜（先着順）
住所・氏名（団体の場合、団体名と受講代表者氏名）・電話番号・希望曲名及び作曲者名を明記し、下記までFAXまたはメールで申し込みください。合奏受講の場合は20名までの編成とします。
当日予定：
13：30 開会挨拶、キースハリス氏紹介
13：35〜14：35 キースハリス講演
〈日本のマンドリン演奏家への提言〉（仮題）
14：35〜14：50 休憩（15分）
14：50〜15：30 公開レッスン 1（森野さん）
15：30〜16：10 公開レッスン 2（平上さん）
16：10〜16：30 質疑応答
16：30 閉会挨拶
16：35 サイン会（The Mandolin Game 購入者対象）
17：00 退館
キース・ハリス （Keith David Harris）
1949年オーストラリアのシドニーに生まれ、シドニー大学で言語学と音楽を学び、卒業後はプロのマンドリニストとなり、幅広い音楽性の下コンサートやテレビで活躍。長い間注目を浴びていなかったマンドリンやドムラのプレクトラム楽器を世に知らしめ、シドニー交響楽団への客演や古楽合奏団での定期公演を行なった。1979〜1982年に独ケルン音楽大学マンドリン科に入学し、大学初の3年修士号を獲得。その間1980年最初の欧州デビューリサイタルをロンドンのウィグモアホールで開催。音楽雑誌評には「天才現る！詩的かつ質の高い音楽表現は素晴らしい」と賛辞を贈られた。
1979年以来住み着いたドイツが、活動の基盤となり、1981年には服部正氏の招聘により初来日。同年、日本マンドリン連盟が主催した国際マンドリンフェスティバルでドイツ撥絃音楽連盟オルケスターと共演して日本各地で演奏。
また、ドイツ、スエーデン、スペインでの国際フェスティバルでは「マンドリンを最高のレベルで持ち込んだ男」といわれ、「マンドリンのパガニーニ」と呼ばれました。この頃から桑原康雄氏との親交を重ねる。
1986〜1998年にかけてドイツ撥絃音楽連盟ヘッセ州の音楽監督。1987年に桑原康雄氏の招待により来日し、アンサンブル・フィルムシカと共に関西でいくつかのコンサートを開催。しかし残念なことに1989年に慢性の難病にかかり、演奏家としての活動はストップしました。1990〜1998年の間ハイデルベルク音楽大学でマンドリン音楽の講師を務め、
1999〜2000年まではギリシャのパトラスに在住し、パトラス市プレクトラムオーケストラを指導してCD｢５つの国の５人の作曲家｣を発表、それには桑原康雄氏の「ノヴェンバーフェスト」が含まれています。
1994年、桑原康雄氏が主催していた世界の撥絃楽器奏者の祭典、第2回神戸国際音楽祭にマンドリン音楽講師として招かれセミナーを開催。
彼の著書「The Mandolin Game」（HamburgのTrekel社。独語版、英語版あり）は、ロシアの著名なドムラ奏者タマーラ・ヴォルスカヤ女史より「すべてのマンドリン奏者及びプレクトラム楽器奏者にとっての不可欠な指導書で、今までになかったものである」と絶賛されています。
申込先（受講）及びスコア譜郵送先：